体験や見学のお申し込みをいただくとき、いちばん多くお聞きするのがこの質問です。
「うちの子は人見知りなのですが、大丈夫でしょうか」
お気持ちはよく分かります。演技もダンスも、人前に出る習い事だからです。
教室に来るお子さまの、7割から8割が人見知りです
これまでの私の肌感覚ではありますが、人見知り・場所見知り・恥ずかしがり屋のお子さまが、7割から8割を占めます。多いときは、1クラス10人全員が恥ずかしがり屋さんだったこともあります。
つまり、人見知りのお子さまは例外ではありません。むしろ、そちらが教室のふつうです。
はじめての日に、名前を言えない子がいます。手をつないだまま離れない子もいます。それは困ったことではなく、この教室では見慣れた光景です。
私自身が、そういう子どもでした
人前に立つのは恥ずかしがるのに、目立ちたい気持ちはずっとある。私は、そういう子どもでした。
3歳のころから両親にエレクトーンを習わせてもらい、定期的に発表会に出ていました。ステージの上ではいつも緊張していましたが、人前でなにかをやることへの興味は、そこで芽生えたのだと思います。
小学校では生徒会長になり、毎週月曜の朝、700人の全校生徒の前で長い挨拶をしていました。得意になったのは、そのころです。
恥ずかしがりが消えたわけではありません。人前に立つ回数が増えていくうちに、いつのまにか気にならなくなっていました。
「直す」ものではなく、「慣れていく」ものだと考えています
人見知りは、性格の一部です。直すべき欠点ではありません。
ですから教室では、人見知りをなくそうとはしません。かわりに、人前に立つ回数を少しずつ増やしていきます。
いきなり大きな舞台には立ちません。まずは先生と、毎週会う同じお友達の前で、自分の名前を言う。好きなものを話す。音楽に合わせて動いてみる。
年長さんまでのクラスでは、人前できちんと挨拶と自己紹介ができるようになる練習に、とくに時間をかけています。声の大きさや上手さではなく、「言えた」という経験を重ねるためです。
演技もダンスも、やったことがなくて構いません
「経験がないので、ついていけるでしょうか」というご質問もよくいただきます。
まったくのはじめてで、むしろ大歓迎です。人見知りと同じで、経験がない状態から始めるお子さまのほうが多い教室です。
周りの子が上手に見えて、自分だけできていないように感じる——そういう場面をつくらないよう、レッスンは全員が同じところから始めます。
その前提で、教室のつくりを決めています
- 定員は10名と20名です。 人数を絞っているのは、声が小さい子を置いていかないためです。
- 毎週、同じお友達と会います。 知らない人の前より、顔なじみの前のほうが、声は出しやすくなります。
- 1回90分の流れは、毎週同じです。 挨拶から始めて、体をあたためて、演技が50分。少し休んでから、ダンスが30分。最後にその日のふり返りをします。次に何をするか分かっていると、はじめての子も落ち着いて過ごせます。
- レッスン中は、保護者の方に終始ご見学いただけます。 お子さまがどんな様子だったかは、レッスンの終わりに講師からもお伝えします。
- 入会の前に、必ず面談のお時間をいただきます。 「こういうところが心配です」を、先にうかがっておきたいからです。
ひとつだけ、お願いがあります。体験の日にお子さまが固まってしまっても、どうか気にしないでください。むしろ、そこからが始まりです。
私も、ステージの上ではずっと緊張していました。それでも続けられたのは、次の発表会がまた来るからでした。回数だけが、少しずつ人を変えていきます。
まずは、見に来ていただくのがいちばん早いと思います
文章でどれだけ説明しても、お子さまが実際にどんな顔で過ごすかは分かりません。
緊張する子もいれば、はりきりすぎる子もいます。どちらでも大丈夫です。無料体験レッスンで、教室の空気を見てみてください。
「こんなことを聞いてもいいのかな」という段階のご質問でも構いません。お問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。
Entertainment ARTS 南浦和校長 植木 哲